前回の記事にちょこっと書いたクレドのアイライナーの件。
私はリキッドアイライナーは圧倒的にプチプラ派なんですが、日本製のものがいいというこだわりは有り。
外資のデパコスのリキッドアイライナーを何本か使ったことがあるけど、どうも筆と目との相性がいまいち。私が下手だからなんですけど、色の濃度と太さが思ってるように噛み合わないんです。ペンシルライナーは外資でも全然平気なんですけど。
ということで、日本製の1,000円台のリキッドアイライナーでレッツエンジョイしてたのですが、本日ご紹介するアイライナーはぶっ飛びの5,000円!
そう、気でも狂わないと買えないお値段なんです。年末にかこつけて気が狂った私がレビューしようではないですか。でも勢いだけではなくてちゃんと購入の決め手となった理由があります。
最後まで読んでいただけたら、気が狂っただけではないと分かってもらえるかもしれません。
★クレ・ド・ポー ボーテ ライナーリキッドアンタンス 5,000円+税 #2
ブラックとブラウンの2色展開です。私が選んだ色は2番のブラウン。
このアイライナーの最大の特徴はブラシとチップのダブルエンド式ということ。
ブラシはコシの強い筆で、チップはフェルトっぽい筆(だからそれがチップなのか)です。
あ、上下逆になってしまったけど、チップ⇨Tは色が濃く太いしっかりしたラインを引けます。ブラシ⇨Bはチップよりやや薄めの色で細いラインを引けます。
とにかく色が最高。
見ての通り、ちょっと赤みが入った茶色なんですが、目元にのせると赤みはほとんど無くなって、主張と引き立ての間を担った絶妙な色に変わるんです。魔法や。
そんでもって、端的に言うと引きやすいったらない!特にブラシの方!
今まで使ってきたリキッドアイライナーの中では断トツのコシの強さ。だけどしなりも断トツだから沿う沿う。瞼に沿ーう。
アイライン下手くそ街道爆走中の私ですが(アイラインの工程が一番嫌い…)、このアイライナーを使った時はちゃんと描けている風。
写真はブラシの方だけを使って引いてます。いやぁーこの色最高。艶を感じるけどくっきり目元を引き締めてくれて瞳の色を綺麗に見せてくれる気がします。
さて、これで5,000円の価値があるかどうか、まだあるとは言い切れないかもしれません。ただしここからが寄ってちょうだい見てちょうだい。
このアイライナー、容量が0.8mlなんです。
この数字が何を意味するか分かりますか?
なぜこの数字に注目したかというと、既にタッチアップを済ませてBAさんとのある程度のトークも終わり、もうお買い上げ寸前って時にいっきなり何かが降りてきたというか、イタコ化したかというか、本当にそんなこと頭によぎってもいなかったのに、「ダブルエンドってことは他のアイライナーに比べて容量倍なんですか?」という怖い質問が口から飛び出ていったんです。
唐突な恐山な展開にBAさんもびっくり、自分でもびっくり。
そしたらそのBAさんがめっちゃくちゃできる方で、すぐに「確認して参りますね」とサーっとどっかに行ってサーっと戻ってこられて、「メーカーとしては容量が倍というご案内はしていないのですが、ご参考までに◯◯のアイライナーは0.4mlです。」と。
感動!!こんなスマートな対応私だったら絶対できない。
超適当に「あー倍かもしれないですねぇ」とか言っちゃいそう。
私に降りてきたものも大満足して「分かりました!買います!」と答えてました。
◯◯は伏せますが(イレギュラーな回答をしてくださったと思うので)、そのアイライナーは2,500円。量も値段も半分。それを考えると全然高くない。
それから他のデパコスのペンシル型のアイライナーの容量を色々調べたんですが、いくつか名前をあげると、シャネルは4,300円で0.5ml、ルナソルは3,000円で0.55ml。まぁルナソルはカートリッジがあるんだけど…。
結論:高いけどそこまでは高くないんです!!
分かっていただけましたか?高いけどね。結局
今だかつてない引きやすさと色、ここに魅力を感じたので惜しくないのです。何より色。買えるなら買わせておくれホトトギスな色。私の場合、コスメは色にお金を払っています。
ただし、ひとつ注意点。擦れたり滲んだり薄れることなく一日中ずーっと目に留まってくれるんですけど、なぜか水には弱い…。ウォータープルーフということなんだけど、なぜか水をかけたらスーーーっと消えます。
水をスプレーで吹きかけただけでちょっと滲みが。
その後指で軽くこするともうこんな感じ。
ぶっちゃけ目元も水をつけたコットンで落ちます。
でもミラクルなのはインラインに引くと耐久性があるし転写もしない!
どういう仕組み?どう見極めてるの?塩分?不思議ー。
そんなこんなで、リキッドアイライナーは今年はこれ一本でいきます!