どこを切り取ってもヤバげなタイトルなんですけど、いやね、部屋の壁の色を変えたいなぁーなんて思ったんですよ。
令和ですしね、何かと。
で、前々から『壁をグラデーションにしたい』という思いは抱いてまして。
こういう感じですね。希望はもっともっとグラデーション。
※写真はこちらからお借りました
www.rakuten.ne.jp全部素敵じゃないですか。
色って基本的に全部素敵ですよね。全部好きなんですよ。
これが、時々行くお店とか、毎日行くけど数時間居る場所とかなら何色でもいいんです。全部素敵で好きなんで。
ただ、『住んでいる部屋』となると好きだけでは済まないと思うんですね。
日々色んなことがある中で、それを家に持ち帰った時に目に入る色が、自分にとって落ち着く色がいいのか高揚する色がいいのか。
ということで、青が落ち着く赤が高ぶるピンクは何かと若返るぐらいは知ってましたけど、もうちょっと色が及ぼす心理的身体的な影響を調べてみようかと色についての本を買って読んでみたんです。
『色の秘密』
シンプル。知りたい。秘密を教えてくれ。
で、この本すっごく面白くて。
色は無言で仕事をする(暖色の部屋では時間が長く感じられる、色には感情がある、白は軽く黒は重い)
頭脳と生理にどう働きかけるか(色によって変わる位置感覚、色を知るのは目だけはない、黒を着るとシワが増える、音楽を色彩に翻訳すれば、居住空間に見る色彩の音楽性)
太陽光が健康を作る(都市の死角、何よりも太陽光線)
色の文化人類学(ラテン系の人は原色好き、日本人の色彩感覚、お国ごとの高貴な色)
考察・「侘び」の色彩(茶道と侘び、茶の湯の懐石と器の色、捨て色の美学)
色が支配する企業戦略(流行色に無関心でいられない企業、流行色のライフサイクルは十年)
以上、目次をいくつか書き出しました。これの20倍ぐらいある!
非常に多岐に渡っているのですが、ひとつひとつの掘り下げが適度でくどくないので読みやすいです。
8割ぐらいはきちんと科学的や人体的や歴史的や統計的に基づいた内容ですし(残り2割は経験則なのかなぁと。あと出版から時間が経っているしね)、要所で専門的な図表が差し込まれているので、勉強した気になれます。
あとどの色が好きかで性格が分かる系も結構載っています。
ちなみに、こういう分類系って死ぬほど苦手な人も多いんだなーと最近生きてて(括りがデカイ)よく思います。
でも、今から書くことは分類も分類、スーパー謎分類ですから。。。心して。。。
それが誕生色=バースデーカラーだぁーーーー!!!
ご存知でした?
私は初めて知りました。このワードとワールド。
同じ著者の方が、『「色の秘密」366日 誕生色事典』という本も出版なさってまして、この本も一緒に取り寄せたんですけどね。
こちらがどういう本かというと、誕生日それぞれごとに色が決まっていて、パーソナリティはもちろん、適正の職業なんかも書かれている本で意外にスピってたという!
バースデーカラーなんてあるんだー!へー!へー!と思って、ネットで検索してみたらこういうのが出てきまして。
これがまぁーめちゃくちゃ面白くて!
何が面白いって、パーソナリティの部分。
基本褒めの姿勢なんですけど、しれっとそれ全然褒めてないだろっていうのもあって。やたら具体的かと思えば、急に雑なのもあって。
例えばですね、
○1月1日生まれ⇨心の美しい最高の女性
褒め!
○2月11日生まれ⇨何ごとにも心から喜べる素直な人
素直が一番素晴らしい!
○4月2日生まれ⇨天才的感性を備えた努力家
天才であり努力家!鬼に金棒!
○上品であか抜けた絶世の美人
上品で垢抜けて絶世いただきました!(そのまんまだけど)
ね。ちょっと嬉しくなっちゃうじゃないですかー、こういうの。
しかし、こういうのもあるんです。
ここからいじるのでパーソナリティのみで誕生日は書きません。
○健やかさをアピールする元気者
!? 健やかさを『アピール』?(私そういうとこないと言えないんだけど)
○優雅で洗練された輪郭の持ち主
輪郭!?骨格褒め!?羨ましいぞ!
○働くことが好きな人
だいぶざっくりでは!?嫌いよりはいいけど!
○自分の考えを曲げない頑固者
嬉しくないよ!
○安心感を保証するものにひかれる人
投資は元本保証がオススメです!
○澄んだ小川に憧れる牧歌的な人
憧れを当てられても!手にしてるものを知りたい!ヨーデルヒ〜!
ね。面白くないですか?
夜中にこのサイト見つけて朝まで一人でぶっほー!って吹き出しまくり。
そんな私もしっかり地味でたいして嬉しくないパーソナリティーでした。
でもね、色は当たってた(?)というか、家の中のデカイ面積の床とドアとカーテン、大きい家具はその色で揃えておりました。
あとゴッホとかモネとかピカソとか有名画家の誕生日を検索して、該当するバースデーカラーが作品に多く使われているかどうかなど調べたりしました。
壮絶にヒマな人はやってみよー!
さて、ここからがもうひとつのお話になります。
各誕生日のパーソナリティーを見てて、気付いたことがあるんです。
私が特に「いいなー」と思うパーソナリティーにある共通項があることに。
実はこっちの方が自分を分かるんじゃない?と思ったりする。
何を欲しがっていて求めているかの方が。
私の場合
○どんな問題にも対応できる優れ者
○思考と行動のバランスをとれる人
○調和とバランスのとれた行動派
あたりなんですけどね。
全て、色言葉にバランスが入ってるんですよ。
私ってやっぱりめちゃくちゃバランス取りたいんだなぁと思って。
やっぱりがつくんですよ。自覚しているところではあるので。
なぜなら私は本来バランスがったがたのごったごたのぐっちゃぐちゃだからです。
バランス道というものがあるなら、完全に道中で早々にのたれ死んでるタイプ。
何のバランスが悪いの?と聞かれたなら、全部だよと答えるしかありません。
幸い(?)「あー私バランスやっばいわ」という自覚をのたれ死ぬその前に持てたので、そこからは綱渡りを渡るように慎重に慎重に決して慢心せず歩いてきた時間の方が長いので、だんだん綱渡りの綱が太くしっかりしてきて、なんとかこうして生きていけていると思っているのです。
しかし、今でも油断するとヒュンっと強風に煽られて、冷や汗かくことはしょっちゅうです。
意志を持ってバランスを取り続けないと、ほっそいボロボロの綱渡りになってしまう。
ということで、仏教手帳を買うことにしたのです。
分かってますよ。共通言語じゃないですよね、仏教手帳って。
私もつい最近初めて知ったんです。経緯はもう省きますけど知ってしまったんですよ。
まー、来年の手帳何しよっかなーと考えているところと調和を図りたいと再認識したところに、ブッダのスパイスを毎日味えそうな仏教手帳を知ってしまったらこれはもう神のお告げ。あ、ブッダのお告げ。
この手帳について特にリサーチしてないので、使いやすいのかとかは分かりません。
手帳は、予定が書き込めれば何でも良かったんです。
何でも良い中での仏教手帳という選択。そんな令和なんです。
買ったらご紹介しますねー(要らないって?)
それではまた。